俺は記憶力のトレーニングだと思って、買い物にはメモを持参しない。
まず、買うものリストをノートに書く。
1行ずつ箇条書きにする。
そして、それを自分の顔の部分と連結させて記憶する。
記憶術の定番の方法。
たとえば、買い物をすでに終え、お昼ご飯を食べ終えた今でも、今日買ったものを覚えている。
おそらく、明日、買い物に行く前、別のものに書き換えるまで、俺の脳に記憶が残っているはずだ。
俺の顔は、買い物のメモ帳用に使われているのである。
さて、今日買ったのは、ラーメン、アイスクリーム、おかし、もやし、コーン、ギョウザ、メンマである。
これをどう覚えたのかと言えば、
頭にラーメンの麺が載っている。
ソフトクリームが目玉に刺さっている。
スティック状のおかしが耳の穴に束になって詰まっている。
もやしが鼻の穴にたくさん詰まっている。
コーンが口からあふれ出ている。
あごに、ギョウザが投げつけられ、べったりと貼りついている。
首にメンマが突き刺さっている。
こんな感じで、顔の部分と買うものを連結させる。
記憶術を使うようになってから、買い忘れがなくなった。