俺が記憶術を始めようと思ったのは、英単語を覚えたかったからだ。
結論から言って、記憶術の教本などに書かれている方法は、俺にはしっくりこない。
語呂合わせなどで覚えるわけだが、すこし、意味が遠くなりすぎだし、発音と語呂がかなり違うので、正直言って混乱してしまう。
語呂合わせの仕組みを、数字を記憶する場合のように適応表をつくって、提示してくれればまだ、わかりやすいのだが、俺が読んでいる本では、そこまで、詳細な解説はなかった。
また、語呂合わせの英単語集を購入したこともあったが、残念ながら、その手の本に掲載された単語は、単にうまいことグロ合わせができたか否かによって、掲載単語を決定しているので、あまり、いい本とは言えないと思う。
そんなわけで、英単語の記憶に語呂合わせは基本的に使わないことにした。もし、声に出して読んでいる時にふと、いい語呂合わせが浮かんでしまった時は、その語呂で覚えるのもいいだろうが、無理して語呂を考えるようなことはしない。
それより、記憶術を勉強して一つ気がついたことがある。
記憶術を使うと記憶しやすいのは、イメージを頭に想像するとういプロセスを経るからだということ。
そうすると脳に記憶を刻み込みやすい。
英語のように、単に物の意味を覚える場合、頭=headなら、headという言葉を発音しながら、頭のイメージを思い浮かべれば、それで記憶できてしまうことに気がついた。
つまり、英単語の場合、複雑に連想結合する必要はないような気がする。
多くの人は、声に出して読めば暗記できるなどと聞いて、単に、声だけを出す。
これでは、脳に刻まれない。ただ、発声練習をしただけだ。
英語を覚える時、しっかり頭の中でイメージを思い浮かべるというプロセスを経るだけで、記憶力はかなりアップすると思っている。